100回目の夏。今年も日本各地で“甲子園の夢”叶わず、敗者たちの物語が生まれた。甲子園に出られたとて、最後に笑えるのは1校のみ。結局のところ、高校野球とは、負けて終わる物語。その切なさが、100年以上に渡って愛されてきた所以のひとつでもあるはずだ。
“1敗”で涙に暮れる球児たち。ならば、負け続ける男たちはどんな思いで野球に打ち込むのか? 日本球界でもっとも負け続けてきた集団、東京大学野球部。本書はその東大野球史を辿り、野球の本質に迫ろうという一冊。夏の甲子園100回大会を過ぎれば、来年、東大野球部が創部100年という節目を迎える。
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photograph by Sports Graphic Number