かつて、スポーツニュースがマイケル・ジョーダンの話題であふれていた時に、ケビン・マクヘイルが「ジョーダンだって世の中から忘れられるときがくる」と言ったことがあった。ジョーダンを軽視したわけではなく、永遠に思えることでも時の流れとともに変化するという意味の言葉だった。
あれから20年以上が経ち、ジョーダンがどんな選手だったのか知らない世代も増えてきた。時代は確かに移り変わっている。
NBA界で不変の象徴のようなサンアントニオ・スパーズも例外ではない。20年以上前からグレッグ・ポポビッチが指揮をとり、選手は世代交代しながらも、主力選手が進んで減給し、脇役になってもチームに残るようなカルチャーが続いている。それが故に21年連続でプレイオフに出場してきた。
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