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<密着レポート>サンウルブズ「3年目の飛躍」

2018/02/19
日本開催のラグビーW杯をいよいよ1年半後にひかえ、狼たちは2月24日、秩父宮でシーズン初戦を迎える。
新たな助っ人を迎えたチームはどう変わるのか。
チームのスタート合宿に密着し、その内実に迫った。

 2018年1月下旬、僕は大分県の別府市にいた。温泉ざんまいの旅? 確かにそれも素敵だが、僕の目的は暖かいお湯につかることではなく、新シーズンに向けて始動したサンウルブズを取材することだった。

 日本最初のプロラグビーチーム、サンウルブズが生まれたのは今から2年前だ。発案者は前ジャパンHCエディー・ジョーンズとされる。国内最高の選手を揃えてプロリーグに参加し、'19年に自国開催されるラグビーW杯に向けてのジャパンの強化を図る、これがチーム誕生の基本概念だった。

 サンウルブズが参入することになったのはスーパーラグビー。南半球のビッグ3、南アフリカ、オーストラリア、ニュージーランドに本拠地を置くクラブを中心に構成されるプロリーグだった。

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photograph by Atsushi Kondo

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