卓球日本一を決める全日本選手権が1月21日に幕を閉じた。約6500人の大観衆の見守る前で男子シングルスは14歳の張本智和が史上最年少初優勝、女子シングルスは17歳の伊藤美誠が念願の初優勝を遂げた。いずれも10代の新王者誕生だ。
全日本通算9勝の水谷隼を決勝で下し、「完敗」と言わしめた張本の底知れぬ強さもさることながら、準決勝で全日本通算4勝の石川佳純、決勝で前年度王者の平野美宇にそれぞれ1ゲームしか与えず完勝した伊藤の勢いは圧巻だった。
とりわけ17歳同士の「みうみま」対決は、すでに女子ダブルスと混合ダブルスの2冠を手にしていた伊藤が終始自信に満ちあふれ、試合開始から平野を圧倒していた。
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photograph by Itaru Chiba