新日本プロレスばかりが突出しているわけではない。業界の上昇気流を支えているのが、独自の興行スタイルでしっかり固定ファンをつかんでいるドラゴンゲート、DDT、大日本プロレス。いわゆるインディー系といわれる団体だ。
なかでもユニークなのは、プロレス女子のパワーで営業力をつけたドラゴンゲート、通称「ドラゲー」だ。人気のバロメーターとなる月1回の大会での集客数は、今年も東京・後楽園ホール定期興行(3回)が、いずれも満員札止め。3月4、5日の大阪府立体育会館第2競技場連戦も、初日1700人、2日目1750人と、共に満員札止め。東西における格闘技の聖地での好調な出足で、昨年と変わらぬ安定した興行成績を残している。
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photograph by Tadashi Shirasawa