2月10日は神戸市内で行われた「平尾誠二さん感謝の集い」に参列した。53歳の若さで旅立った英雄に別れを告げるため、たくさんの弔問客が集まった。華麗なプレー、心を掴む言葉、先を読むビジョン……誰もが思い出を語り、涙ぐみ、故人がいかに大きな存在だったかを改めて思い知った。もっといろいろな人の言葉を聞きたかったが、後ろ髪を引かれつつ、記者は関空へ向かった。
LCCで成田へ飛び、夜行便でオーストラリアのブリスベンへ。真冬の日本から最高気温40度に迫る南半球の灼熱都市に降り立ち、スタジアムへ急ぐ。強行移動は報われた。一昨年のW杯、昨年のリオ五輪に続く、日本ラグビーのジャイアントキリングを目撃したのだ!
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photograph by by Nobuhiko Otomo