1月23日付の一部スポーツ紙が「降級制度の完全撤廃」を伝えた。検討中というニュアンスを醸してはいたが、'18年夏からの実施予定と、その時期までが具体的に明記されているのがいかにも臭い。この類の報道はJRAの内部か、会議に出席したセレブリティからのリークが情報源であることが多いため、意外にも信憑性が高いのだ。調教師や騎手などの免許試験の合格者が前日になんとなく漏れ聞こえてくることがあるのも、脇が甘い関係者が「誰にも言うなよ」と自慢気に明かし、それがモヤモヤと広がるからに違いない。こちらの調べでも、降級撤廃案がすでに調教師会に打診されて、議題に複数回上がっていることが確認できている。JRAは完全にやる気でいるらしいのがわかった。
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