ほんの1年前、ジャイアンツからドラフト1位で指名され、スポットライトを浴びていた桜井俊貴は、契約更改の場で、結果を残せなかったプロ1年目のシーズンをこう振り返った。
「ケガをしたのがすべてです。1年間、一軍で投げられなければこういう結果になる。来シーズンは開幕からローテーションに入って、2ケタ勝利を目指します」
2年目の年俸は20%ダウンの推定1200万円。背番号21は移籍してきた吉川光夫に譲り、36番を背負うことになった。一軍での登板が1試合とあっては、返す言葉もない厳しい処遇である。
「しょうがないと思ってます。一軍で投げてませんし、結果も出てない。まさか序盤で離脱するとは思いませんでした」
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