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中島卓也と栗山監督、2015年の「勝負」。 ~日ハムの若手が受け取る挑戦状~

2015/01/28
昨季の犠打数35はチームトップ。年末は川崎宗則との合同練習で遊撃の心得も学んだ中島。

 栗山英樹は、監督として明らかに異質な空気を放っている。それは、いつだってこの指揮官が選手と勝負しているからだ。たとえばFAで大引啓次が抜けたショートについて、年が明けてからすぐ、栗山監督はこう言っていた。

「キャンプではビキ(大引)の抜けたショートをタク(中島卓也)に守ってもらうところからスタートするつもり。でもタクにショートを任せたら、(セカンドより体力的負担が大きいことで)疲労がたまってせっかくの彼のスピードを活かせなくなるリスクがある。だから休ませながらの起用になると思うけど……」

 この先の言葉から、栗山監督が選手と勝負している所以を感じさせられる。

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photograph by Nanae Suzuki

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