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ドライバー交替に見る'15年の“新・勢力地図”。 ~刷新か継続か、対照的なF1戦略~

2010~2013年に4連覇したレッドブルから、ベッテルは「憧れのチーム」のフェラーリに移籍。

 '15年シーズンは、昨年の11チームからマルシャとケータハムが消え、9チームがエントリーの予定だ('14年12月24日現在)。グリッドに並ぶのは18台。ここまで減るのは'70年前後以来である。

 今オフ最大の話題は、アロンソのマクラーレン加入と、ベッテルのフェラーリ移籍という“大物移動”だったが、ドライバーコンビを替えたのは計5チーム。

 レッドブルは2年目のリカルドに加えて新鋭クビアトをトロロッソから昇格させ、若き「タレント路線」にシフトした。フェラーリはライコネンを残してベッテルと契約し、王者を揃えた。マクラーレンもアロンソとバトンの王者コンビで、両名門ともに「スター路線」を選んだ。

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photograph by AFLO

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