「新潟もアメリカも、変わりないかなと思って」
2年半前、アメリカの強豪高校モントロス・クリスチャンに留学していた富樫勇樹に、アメリカの高校に進学した理由を聞いたときに返ってきた答えだ。
新潟の本丸中学時代に全国大会で優勝し、年代別の日本代表に選ばれていた彼は中学時代から国内で注目選手。アメリカの高校に進学することが発表になると、「本場アメリカに挑戦」と大きく取り上げられていた。それでも、本人には気負ったところがまったくなかった。
そんな彼が7月、NBAの扉の手前に立った。ラスベガスで行われていた、NBAへの登竜門的な短期リーグであるNBAサマーリーグに、ダラス・マーベリックスの一員として出場したのだ。日本人選手としては史上4人目の快挙だ。
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photograph by Getty Images