錦織圭はウィンブルドンで初の16強入りを果たしたが、奈良くるみと土居美咲は2回戦、伊藤竜馬と杉田祐一、クルム伊達公子は1回戦で敗退した。逆転負けの錦織と伊達を別にすれば、どれも似たような試合展開だった。同じようなスコアで敗れていく日本勢を見ていると、つい愚痴っぽい言葉も出てくる。「ああ、もったいないな」と。
奈良と土居、杉田はシード選手に敗れた。伊藤を破ったシモーネ・ボレリも自己最高36位。4人とも、格上相手に健闘した。持てる力を発揮して、よく競った。それだけに、なんとかならなかったか、という思いがある。
特製トートバッグ付き!
「雑誌プラン」にご加入いただくと、全員にNumber特製トートバッグをプレゼント。
※送付はお申し込み翌月の中旬を予定しています
photograph by Hiromasa Mano