昨年の米国LPGA女子ゴルフツアーは日本人選手にとって厳しいものだった。宮里藍は5季ぶりに0勝に終わり、新天地での活躍を期待された有村智恵はスランプに陥った。さらに上田桃子は今季から主戦場を日本ツアーに戻すことを決めた。
一昨年、アメリカツアー初勝利を飾り、2勝目を期待された宮里美香も、昨季は不調に苦しんだ。9月に開催されたエビアン・チャンピオンシップでは単独首位で最終日を迎えたものの、結果は19位。苦笑しながら宮里は昨年を振り返った。
「初勝利の勢いに乗りたかったけど、乗るのもすごく難しいんだなって思いました。正直、序盤は結果につながらないし、2勝目への焦りもありました。ゴルフって何だろうって考えたりもして、とにかく想像した以上にひどかったですね。結果はどうであれ、自分が思い描いたショットを打てた実感があれば、また違っていたんですけど」
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