独走する巨人との3連戦。能見篤史、スタンリッジで連敗して迎えた4月18日の第3戦、先発のマウンドに上がったのは、3年目の榎田大樹だった。今季から先発に転向した榎田は8回途中まで被安打6、1失点の力投で、同一カード3連敗を食い止めた。スタンドの阪神ファンは「ズルズルと負けない。今年の阪神は違う」と手ごたえを感じていた。
福岡大から社会人の東京ガスを経て、'11年に阪神に入団すると、2年間で110試合に登板し、中継ぎの柱として活躍。昨季はオールスターにも選ばれたが左ひじを痛めて出場を辞退すると、9月末に左ひじの遊離軟骨除去手術を受けた。
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photograph by KYODO