ボクシング界に注目の「怪物クン」登場である。大橋ジムからプロ転向を決めた井上尚弥、この春高校を卒業したばかりの19歳だ。
怪物というフレーズは、自身世界王者に2度君臨した大橋秀行会長が「自分の比ではない」と口にしたもの。風貌は怪物に似つかわしくないが、その強さはまさに言葉通りだ。
指導者としても川嶋勝重、八重樫東の2人の世界王者を育てている大橋会長が、「世界チャンピオンにならない方がおかしい」とまで言うのだから、ただのホープではない。八重樫は先の井岡一翔との統一戦を前に200ラウンドのスパーを積んだが、唯一劣勢だったのが井上との対戦であり、大橋会長の証言によると「5Rのうち3Rは取られた」という。
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photograph by BOXING BEAT