新生K-1が再スタートを切った。5月27日(現地時間)、スペインの首都マドリードで『K-1 RISING2012』を開催したのだ。かつてK-1は世界全域で放送されていたため、ヨーロッパでも知名度は抜群。関係者の間では大会告知から開催までの期間が短すぎることを不安視する声もあったが、いざフタを開けてみると5000人以上の観客が集まった。
かつてK-1を拠点に活動していた選手たちは、その復活を手放しに喜んだ。
「本当にK-1が戻ってきたんだな」
K-1黎明期には選手として活躍、現在は名門オランダメジロジムでアンディ・サワーらのトレーナーを務めるアンドレ・マナートは大会前、感慨深そうにそう語った。古くから付き合いのある者は、ファイトマネーだけで生活できる環境を少なくとも一度は整えたK-1の凄さが身に沁みてわかるのだろう。
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photograph by K-1 GLOBAL/Ben Pontier