1月中旬、今年のWGP全クラスの暫定エントリーリストが発表された。ライダーの内訳は、国別ではスペインが最多の24人。常にスペインと数を競ってきたイタリアが13人で2番手。'99年から'00年にかけて10人を超える選手を送り出した日本は、2年連続で3人にとどまった。そして、最高峰クラスに参戦する日本人選手が21年ぶりにいなくなった。
十数年前まで、スペイン、イタリアと最多エントリーを競った日本としては寂しい限りだが、日本のバイクメーカーの活動縮小の影響は避けられない。日本人選手の世界挑戦は、これからも当分、厳しい時代が続くことになりそうだ。
特製トートバッグ付き!
「雑誌プラン」にご加入いただくと、全員にNumber特製トートバッグをプレゼント。
※送付はお申し込み翌月の中旬を予定しています
photograph by Satoshi Endo