#780

記事を
ブックマークする

越境エースFWが戸惑う 女子代表の“組織力”。 ~サッカー女子W杯開幕を前に~

2011/06/18
欧州女子CLの8試合で9ゴールの大活躍。リーグでも得点を量産し、三連覇に貢献した

 UEFA女子チャンピオンズリーグ決勝で、日本女子代表FWの永里優季が所属するポツダムが、リヨンに敗れた。2連覇を逃すという結果もそうだが、何より残念だったのは、シーズン締めくくりの大舞台に永里自身が立てなかったことである。

 左ヒザの負傷があったとはいえ、ピッチに立てるまでには回復しているはずだった。にもかかわらず、欠場に至った不運な理由を、試合後、永里が明かした。

「痛み止めの注射を打ったら、予想以上に効いてしまい、(左足の)ヒザから下の感覚がなくなってしまったんです」

 しかし、こちらが拍子抜けするほど、永里に落ち込む様子は見られなかった。

特製トートバッグ付き!

「雑誌プラン」にご加入いただくと、全員にNumber特製トートバッグをプレゼント。
※送付はお申し込み翌月の中旬を予定しています

photograph by AFLO

0

0

0

前記事 次記事