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敵からも絶賛される グリフィンの熱きプレー。 ~NBAの若き“グラディエイター”~

12月13日現在で平均20.3点、11.9リバウンド、ダンク数もリーグ1、2位を争う好成績

 シーズンが始まって間もなく、こんな場面を目撃した。サンアントニオ・スパーズ対ロサンゼルス・クリッパーズ戦後、スパーズの大黒柱で、12回のオールスター出場を誇るベテランのティム・ダンカンがクリッパーズのロッカールーム前で立ち止まり、スコアシートの裏面に何やら書き込んでいたのだ。

 ダンカンのメモを受け取ったのは、クリッパーズの2年目フォワード、ブレイク・グリフィン。「いつでも電話してくるように」という言葉とともに、ダンカンの電話番号が記してあったのだという。

「そのうち連絡を取って、彼の知恵を借りようと思う」とグリフィンは言う。試合の前後に対戦相手の映像を研究し、自分のプレーに取り入れているほど向上心溢れるグリフィンのこと、ダンカンに聞きたいことも山ほどあるに違いない。

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photograph by NBAE/Getty Images

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