イタリアGPで右足脛骨と腓骨を骨折し、今季絶望とまでいわれたV・ロッシが、誰もが驚く復活劇を見せた。
怪我からわずか41日目の復帰戦となった第8戦ドイツGPで、いきなり表彰台争いを演じて4位。これだけでも周囲を驚かせるのに十分だったが、翌週のアメリカGPでは3位表彰台に立った。
全治5カ月から6カ月といわれる右足の回復状況については、「別にサッカーをやろうというわけじゃないからね」と周囲の心配を吹き飛ばした。その一方、4月のモトクロストレーニングで痛めた右肩靭帯が思いのほか重傷だった。本人はあまり多くを語らないが、どうやらシーズン序盤に苦戦が続いたのも、この怪我が原因だったようだ。
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photograph by Satoshi Endo