開幕戦バーレーンGPでは、今シーズン注目の2人、F・アロンソとM・シューマッハーそれぞれの持ち味が存分に出ていた。
移籍後初勝利をフェラーリチーム80回目となるワンツーで飾ったアロンソ。自身通算22勝目は歴代ドライバー10位タイの記録となったばかりか、昨年不振に陥った名門に光明をもたらした。首位を走るS・ベッテルをじわじわと追いつめていき、トラブルを誘って逆転勝利を決めた彼は、表彰台で自己満足に浸ることなく、「みんなの力だ」とスタッフひとりひとりを台上から称えた。わずか1戦にしてチームのエースとしての立場を確立してみせた。
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photograph by Hiroshi Kaneko