ギルバート・アリーナス(ワシントン・ウィザーズ)にとって、笑いはいつも癒し薬だった。幼いときに麻薬中毒の母に見捨てられた寂しさも、父と2人、住むところがなくて車で生活した苦労も、ふざけ、ジョークを言い、笑うことで和らげてきた。
「笑いは苦痛を癒してくれるんだ」とアリーナスは言う。
そんな彼は大のいたずら好き。チームメイトのスーツを切り刻んだり、車の鍵を盗りこっそり移動させて驚かせたり、傍から見ると少しやりすぎではないかと思うようないたずらを頻繁に仕掛ける。アリーナスに悪気がないだけに、いたずらをされたチームメイトたちも最後には笑って許してしまうのだった。
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photograph by NBAE/Getty Images