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「アメリカの馬ではありえない」BCクラシック“連覇ならず”でも…なぜフォーエバーヤングは現地で愛される? 米ベテラン記者が明かした「納得のワケ」

posted2026/11/04 06:21

 
「アメリカの馬ではありえない」BCクラシック“連覇ならず”でも…なぜフォーエバーヤングは現地で愛される? 米ベテラン記者が明かした「納得のワケ」<Number Web> photograph by Getty Images

ダート競馬の最高峰として名高いBCクラシックを昨年、日本馬として初めて制したフォーエバーヤング

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一野洋

一野洋Hiroshi Ichino

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 アメリカ競馬のG1ブリーダーズカップクラシック(BCクラシック、ダート2000m)が日本時間の11月1日早朝にケンタッキー州のキーンランド競馬場で行われ、連覇を狙ったフォーエバーヤングは5着に敗れた。果たして大一番のウラでは何が起きていたのか。また、日本を代表する名馬を現地記者はどう見たのだろうか。《NumberWebレポート全2回の1回目/つづきを読む》

「過去10年、あるいは20年の間にアメリカで走った馬の中でも、最高クラスの一頭だと思います」

 現地10月31日(日本時間11月1日)、米国ケンタッキー州のキーンランド競馬場で行われたブリーダーズカップクラシック。史上2頭目の連覇を狙ったフォーエバーヤングは、5着に敗れた。

 それでも米国の競馬専門メディア『Thoroughbred Daily News(TDN)』でシニア・レーシング・エディターを務めるスティーブ・シェラック記者の評価は、冒頭のように、実に明快だった。

なぜ敗れてもフォーエバーヤングは高評価?

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 その理由として真っ先に挙げたのは、ブリーダーズカップクラシックの優勝歴でも、獲得賞金でもない。

「何よりもこれほど長い間、丈夫であり続けていることですね。何シーズンにもわたって高いレベルを維持していること、そして世界中を遠征してきたことです」

 日本からサウジアラビア、ドバイ、そして米国へ――。

 フォーエバーヤングは3歳から5歳まで、世界各地の大レースに挑み続けてきた。

「これほどの遠征を繰り返しながら走り続ける馬は、今ではほとんど見られません。特にアメリカの競走馬ではそうです」

『Daily Racing Form(DRF)』でニューヨークを拠点に活動するベテラン記者、デビッド・グレニング記者も、ほぼ同じ点を高く評価していた。

「トップレベルの競走馬を、3シーズンにわたって第一線で走らせ続けることができると示したことですね。アメリカでは5歳になってもこれほど高いレベルで競走を続ける馬は、そう多くありません」

 彼らの言葉を理解するうえで、米国の有力馬たちとの比較は興味深い。

 2024年、2025年のブリーダーズカップクラシックでフォーエバーヤングとしのぎを削った同世代のフィアースネスとシエラレオーネは、ともに4歳で現役を退いた。

 そして今回、フォーエバーヤングを破って優勝したソヴリンティも、4歳で競走生活に幕を下ろした。米国では、種牡馬としての将来を期待される有力牡馬が、比較的若いうちに引退することは珍しくない。

【次ページ】 “伝説”のはじまりは…2024年のサウジアラビア!?

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#フォーエバーヤング
#坂井瑠星

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