NumberWeb TopicsBACK NUMBER

「事前面談で全球団に…」なぜ菰田陽生は日本ハムの単独指名だったのか…ドラフト1位よりも大切にしたこととは?「順位とかじゃないです」

posted2026/11/03 06:00

 
「事前面談で全球団に…」なぜ菰田陽生は日本ハムの単独指名だったのか…ドラフト1位よりも大切にしたこととは?「順位とかじゃないです」<Number Web> photograph by Yusuke Kondo

日本ハムから1位指名を受け、プロでの決意を色紙に記した菰田

text by

NumberWeb編集部

NumberWeb編集部Sports Graphic Number Web

PROFILE

photograph by

Yusuke Kondo

今年のドラフト会議で、山梨学院高の二刀流・菰田陽生は、日本ハムから単独で1位指名を受けた。事前には複数球団による競合も予想されていた高校生トップクラスの逸材が、なぜ一本釣りとなったのか。その背景には、“覚悟ある決断”があった。本編の凝縮版をお届けする。

 午後5時を回り、ドラフト会議がスタートした。するとすぐに「第一巡選択希望選手、北海道日本ハム、菰田陽生、投手、山梨学院高校」と名前が呼ばれた。予想に反して他球団からの指名はなく、交渉権が確定した。

意中の球団から指名も真顔…理由は?

 菰田は内心に湧き上がる喜びを押し殺し、あえて表情を変えなかった。

「ドラフト前から、表情の練習をしていたんです。呼んでいただいたら、どういう表情をしようかなと考えていて、一番は、少し笑うぐらいが良かったんですけど、あんまりうまくできなかった(笑)。でも、変な顔になるよりは良かったかなと思います」

ADVERTISEMENT

 必死に真顔の“演技”をする菰田とは対照的に、会場は一気にお祭りムードとなった。隣に座っていた吉田洸二監督も破顔一笑し、母・理恵さんの目には涙が浮かんだ。学校関係者は「今だから言えますけど、菰田はずっと日ハムに行きたかったんです」と明かしている。

 その後の会見で、菰田は意中の球団と結ばれた心境を語った。

「日本ハムファイターズさんに行きたいという気持ちがあった中で呼んでいただいて、うれしさと感動があります。母が涙している姿を見て、自分も涙が出そうになりました。大谷翔平選手が活躍した球団。二刀流として成長できる場所はどこかと考えたときに、日本ハムさんが一番、自分に合っているのかなと思います」

 195cm、103kgの体格に、最速152km、高校通算39本塁打の実績を誇る。3球団以上の競合も想定されていただけに、単独指名は意外な結果と言ってもいい。では、なぜ指名が予想より減ったのか。その鍵は、菰田がドラフト前に各球団と行った“面談”に隠されていた。

 菰田はU18日本代表からの落選をきっかけに、プロでも二刀流に挑戦することを決めた。吉田監督には「(ドラフトの)順位とかじゃないです」と訴え、事前面談で全球団に“二刀流縛り”の意思を伝えた。その中身は、本編でさらに詳しく描かれている。《本編につづく》

◆この文章の本編は、以下のリンクからお読みいただけます。

関連記事

チェックを入れてボタンを押すだけ
Google検索
Number Webを見つけやすくする
#菰田陽生
#北海道日本ハムファイターズ
#大谷翔平
#山梨学院高校
#読売ジャイアンツ

プロ野球の前後の記事

ページトップ