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「桜井麻衣は死なない」“方向性の違い”でマリーゴールド退団も、語っていた感謝「その言葉に救われて…」退団発表前にカメラマンが感じていた“異変”
text by

原悦生Essei Hara
photograph byEssei Hara
posted2026/10/31 17:02
マリーゴールドでのラストマッチを終えた“貴婦人”桜井麻衣は安堵のような笑みを浮かべた。リングに帰ってくるのはいつになるだろうか。10月24日、両国国技館
「桜井麻衣を作ってくれたのはマリーゴールド」
桜井は気の強さと繊細さを併せ持っている。
「私がこの2年半ここで過ごしたことは本当に大きくて、辞めていった先輩たちにもすごく感謝があって、一つ一つの思い出が今の桜井麻衣になってると思います。本当に濃い2年半を経験して、旗揚げ戦を見てくれていた人には、やっぱり『桜井、すごく変わったんじゃないかな』と思ってもらえる自信があります。このリングに感謝しています」
「団体に対しての思いは誰よりも強かった。マリーゴールド、本当に業界一の団体にしていきたいって思いがある仲間が集まって旗揚げしてきたと思うんです。でも、いろんなところから集まった選手がいる分、それぞれの思いに違う部分がある。そこは2年半やっていく中で、小川さんも言ってた通り、方向性の違いとかもちょっとあったのかな」
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伝わる部分と伝わらない部分に開きができて、それが溝になっていった。そんなところも、繊細であるがゆえに、桜井が強く感じ取っていたものなのだろう。
「ここで私はすごく成長させてもらったので、感謝しかない。ここに来たことに後悔はないです。今の桜井麻衣を作ってくれたのはこのマリーゴールドだと思ってるので、最後まで貢献したかった。今日もこんなにお客さんが叫んでくれた。マリーゴールドの桜井麻衣を愛してくれたことを本当にうれしく思います」
「ケガとか体調の面が不安定ではあるので、いったん休養して、体と相談して今後を考えていきたいなと今は思っています。首の頸椎捻挫をまだ引きずってる状態だから、年内は休みたい。よくなれば、早い時期に試合でなくてもみなさんの前に立てるような機会があればいいなと思ってます。なるべく早く戻ってきたいです」
何カ月かの“心の旅”と身体のメンテナンスを終えたら、桜井はきっとリングに戻ってくるはずだ。私は桜井に「幸運を!」という言葉を贈った。

