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メジャーリーグPRESSBACK NUMBER
菅野智之の来季契約はどうなる? 防御率5点台、リーグワースト3位被本塁打の37歳を必要とする球団とは…カギは「再建期」「低予算」「若手主体」
text by

山田結軌Yuki Yamada
photograph byYuki Yamada
posted2026/11/02 17:01
12勝を挙げたものの、各種スタッツは“映え”ない菅野。37歳で迎える来季契約オファーはどうなるだろうか?
2025年、オリオールズと1年1300万ドル(約20億5500万円)の契約でメジャーへ渡った。5人の先発ローテーション投手としては最低限レベルではあるが、リーグ全体の平均年俸よりは大幅に高い1300万ドルという金額が、期待を示していた。そして30試合に先発し、10勝10敗、防御率4.64、157イニング。負傷離脱なくローテーションを守り、ゲームメークする能力が2年目の契約につながった。
今季、ロッキーズと結んだ契約は1年510万ドル(約8億600万円)。金額は前年から790万ドル(約12億4900万円)の大減額だったが、1年間先発投手の役割を果たしたといっていいだろう。来季も、菅野はメジャー契約を第1希望としている。労使交渉の難航で12月2日以降は交渉が凍結される可能性が高い今オフだが、まずはメジャーのマウンドに立ち続けることを望んでいる。
ロッキーズが菅野を求めた理由
ならば、ビッグデータの時代に、“数字映え”しない成績のベテラン右腕に需要はあるのか。どんなチームなら、オファーが届く可能性があるのか。
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昨オフ、ロッキーズの球団編成トップのポール・デポデスタ氏は独特の言い回しで菅野の獲得交渉を表現した。この言葉に、菅野がチームから求められるポイントのヒントがある。
「契約をするときに『まだ骨に肉が残っていると思っているから』と言われました。年齢はいっていますが、まだまだやれると評価してくれていました」
ベテランに対して「まだ力がある」と、ユニークな表現で伝えた。投手としての経験、培った技術を評価された。実際、今季の登板日の事前ミーティングでは菅野の意向が優先され、配球プランの主導権も菅野にあった。それだけロッキーズは、菅野のキャリア全体を評価していたのだ。

