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「やっぱり足りないんですよ」箱根駅伝予選会“本戦出場65回”の名門が14位落選の衝撃…復活に必要なのは? 4年生エースは「(箱根に)行きたかった」 

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小堀隆司

小堀隆司Takashi Kohori

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photograph byYuki Suenaga

posted2026/10/19 17:04

「やっぱり足りないんですよ」箱根駅伝予選会“本戦出場65回”の名門が14位落選の衝撃…復活に必要なのは? 4年生エースは「(箱根に)行きたかった」<Number Web> photograph by Yuki Suenaga

昨年から名将・大志田秀次監督が就任したものの3年連続での予選落ちとなった明大

 監督も4年間で2度交代し、今の大志田監督は大学で3人目の指導者である。ケガや故障にも苦しみ、前回の箱根は学生連合チームでの出場が決まっていたが、本番前日に体調を崩して当日変更を余儀なくされている。

 一時は「陸上を辞めようと思うほど」精神的に追い詰められたが、家族や周囲の支えがあって前を向けたという。

 それだけに、最後の箱根に懸ける想いは人一倍だった。

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「本当にいろんな方に支えられて、今日もすごく沿道から応援していただきました。母の声も聞こえましたね。毎年応援に来てくれているので、本当に感謝の思いしかないというか、だからこそ(箱根に)行きたかったです」

 まさか、箱根の出場がルーキーイヤーの1回だけで終わってしまうとは入学時には思ってもみなかったことだろう。予選会を4度走り、3回はその高い壁に跳ね返された。

 予選会の厳しさを、大湊はどんな風に肌で感じてきたのだろう。

「そうですね、本当に苦しい大会というか、厳しい大会ではあったんですけど、この大会があったから成長できたと思うところもあるので。貴重な4年間を過ごせたなと今は思います」

 ひと呼吸置いて、こう続ける。

「やっぱ大会ごとに得るものは必ずあって、大事なのは同じ失敗を繰り返さないこと。今日もチームは自信を持って臨めたので……。そこは本当に、ここまでの過程は間違ってなかったと思いますし、課題はいくつもありますけど、自信を持って今日のスタートラインに立てたことは次につながるはず。後輩たちにはぜひ箱根に行ってもらいたいですね」

気丈なエースも…「さっきまでは泣いていました」

 最後まで、大湊はこう気丈に振る舞っていたが、さっきまでは泣いていました、と女子マネージャーの一人が教えてくれた。

 チームの未来を変えていくのは、いつだってバトンを受け取った側である。

 4年生が流した悔し涙を、後輩たちがどう受け止めるのか。

 次の本戦を懸けた戦いは、すでに始まっている。

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