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王者・辻陽太が認めた「素直に凄い。オレにはできない」大岩陵平27歳の“ニュースタンダード”は時代を変えるか?「新日本プロレスの今後」を占う戦いへ
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原悦生Essei Hara
photograph byEssei Hara
posted2026/10/10 17:06
10月12日、両国国技館でIWGPヘビー級王座をかけて戦うことになった王者の辻陽太と、G1 CLIMAX優勝者で挑戦者の大岩陵平
「予選から優勝するっていうビッグドリームをG1前に掲げていて、実際優勝して、でも自分の中ではまだビッグドリームを掴み切ったと思っていなくて、次IWGP取ってニュースタンダードのチャンピオンになって、東京ドームのメインで試合をするところまでがビッグドリームだと思ってるんで、まだ自分の夏は終わってない」
27歳の大岩は1.4東京ドームのメインイベントを夢見る。
「実際勢いはあると思うんですけど、でも1戦1戦しっかり冷静に相手見て、相手の弱点を探して分析して戦ってるんで。勢いだけじゃない冷静さと、あとしっかりその相手によって戦い方変えたりだとか、そういう考えながらプロレスをするっていうのが僕のスタイル、ニュースタンダードだと思ってるんで。勢いはあるけど、そこに頼らずに戦いたいと思ってます」
「捨てた側の人間」辻陽太のプロレス観
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大岩はしっかりと自己分析している。一方の辻は、自身と大岩との違いをどう見ているのか。
「一つ言えるのは、オレがヤングライオンだった頃に棚橋(弘至)さんがケニー・オメガと戦う時に言ってた言葉があって、『一発のエルボーでもスリーカウント取れるんだよ』って。プロレスの本当に重要な部分ってそういうところだと思うんです。で、フォーアームではないんですけれど、大岩はまさにそれを違う形で今、体現してると思うんですね。じゃあオレはどうかって言うと、まだキャリアは終わってないですけど、自分の中でそれをできないと思って“捨てた側の人間”だと思ってるんです。だからこそオレは、オレのできるすべてのことを自分の戦い方に詰め込んでるんです。アメフトからインスパイアを得たものであったり、メキシコ遠征で得たものであったり。スタイル云々は正解がないと思ってます。もちろん流行りはありますけどね。実際に、オレは自分の戦い方を自分の人生だと思って戦っています。大岩のヘッドロックと信念、そしてオレの人生がどう噛み合っていくのかってところを楽しみに見ていただければいいかなと思ってます」
互いのフィニッシュへの対策もカギになる。大岩が言った。
「どこが違うか。まずはG1に優勝したっていう自信。優勝するまでは自分に足りてないものは、あとは成績だけだと思ってたんで、その成績はしっかりG1優勝で自信になって。でも、あの広島で負けた時って、自分がヘッドロック、ビッグロック出してる時に、ファイヤーブラスターで切り返されて、それが頭にない状態で気付いたら天井見てたっていう負け方したんで。ここではもちろん言わないですけど、しっかり対策してリング臨もうと思ってるんで」


