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「(私たち)引退したんだっけ?」りくりゅう“異例のアイスショー”はなぜ画期的だった?「世界的にも珍しい試み」打ち破った“フィギュア界の通例”―2026上半期読まれた記事
text by

松原孝臣Takaomi Matsubara
photograph byAsami Enomoto
posted2026/09/19 20:01
のべ1万8000人を動員し大きな反響を生んだりくりゅうアイスショー「THE DESTINY」
「めっちゃ食事も気をつけていて」(三浦)
「引退っていうのかな、これ」(木原)
「さっき、2人でジュースで乾杯して『引退したんだっけ』って」(三浦)
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競技から退けば、どうしても練習への姿勢や取り組みが変わるし、それは自然なことだ。それでも、現役時代の徹底した食事管理を維持しているように、「引退したんだっけ」と2人ともに錯覚に陥るくらい、氷上で見せる質にこだわり、励んできた。真摯さと誠実さが、本公演での演技をもたらし、それがショーの成功を導いている。
三浦と木原が変えた“ペア競技の景色”
「ペア、アイスダンスの魅力を伝えたい」という目的は、参加した人々の力もあり、成功をおさめた。
三浦は言う。
「私たちがペア競技を始めたときって、こんなにたくさんのお客様に見ていただけることはなかったので、ちゃんと結果を出すことができて、たくさんの方にカップル競技の魅力を今回伝えられたかなと思っているので、これからもいろいろな形で魅力を伝えていければなと思っています」
木原も続く。
「ほんとうに今回たくさんの方に見ていただけたと思います。これからもペア、アイスダンスの魅力をお届けできるようにいろいろなことに挑戦したいなという思いもあります」
三浦と木原は結成以来、日本のペアの歴史を次々に塗り替えてきた。その延長線上にあるアイスショーで、新たな光景を生み出した。
パイオニアたる2人の歩みは、止まることはない。
(撮影=榎本麻美)
―2026上半期りくりゅう部門 BEST5
1位:「(私たち)引退したんだっけ?」りくりゅう“異例のアイスショー”はなぜ画期的だった?「世界的にも珍しい試み」打ち破った“フィギュア界の通例”
https://number.bunshun.jp/articles/-/872003
2位:「同じフィギュアなのに…客席ガラガラ」ペア黎明期にあえて支援を決意「りくりゅう」を支えた社長「売れれば売れるほどマイナス」でもサポート続けた信念
https://number.bunshun.jp/articles/-/872001
3位:「1人の人間として」17歳の三浦璃来を成長させた“木原龍一との出会い”…りくりゅう引退会見で「泣かないで」9歳年上の木原が、三浦に支えられるまでhttps://number.bunshun.jp/articles/-/872000
4位:「日本国籍を失う。その決断はできなくて」りくりゅう恩師が苦悩“フィギュアペア冬の時代”を乗り越えて…木原龍一、高橋成美が台頭するまで
https://number.bunshun.jp/articles/-/871999
5位:りくりゅう引退→指導者志望の一方で「結局は海外に行かないと」“三浦璃来を小2から知る”恩師がズバリ…じつは厳しい日本のペア練習環境問題
https://number.bunshun.jp/articles/-/871998

