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高橋藍の闘志、西田有志が体現した“プラス1m”…男子バレーなぜ強い?「“ちりつも”です」ティリ監督が“タレント軍団”に徹底した5つの約束事
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米虫紀子Noriko Yonemushi
photograph byJVA/AFLO SPORT
posted2026/09/17 11:05
攻守にわたって活躍した高橋藍と西田有志
その日、白熱したゲーム形式の練習が繰り広げられていた隣のコートでは、石川祐希と小野寺太志が別メニューで練習していた。ロサンゼルス五輪の出場権がかかるアジア選手権が迫る中、経験豊富な中心選手2人が万全の状態でないのは不安材料と言えたが、そんな不安など微塵も感じさせないほど、体育館は熱気とイキのいい声にあふれていた。
声の中心は西田や西本圭吾、高橋藍、リベロの山本智大や小川智大といった選手たち。山内晶大や富田将馬も、時折大声をあげて悔しさをあらわにした。監督やコーチからテーマや課題は与えられるが、決してやらされる練習ではなく、一人一人が向上心を持って自分を追い込んでいた。
練習が終われば、西田や高橋が「シンちゃーん!」と人気ドラマ『VIVANT』のモノマネをして戯れる。オンとオフのメリハリがあり、選手たちが自然体でいられる空間。率直にいい雰囲気だなと感じた。
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アジア選手権で優勝を果たし、ロサンゼルス五輪の出場権獲得という今年最大の目標を達成した翌日の記者会見で、チーム最年長36歳の深津英臣は言った。
「みんなが、『自分がやらなきゃ』というふうに思いながら練習しています。ちょっとワイワイやっている時もあるんですけど(笑)、それだけではなくて、しっかり結果も出せるように自分たちに言い聞かせてやっている選手が多いので、こういう結果を掴み取れてよかったと思います」
ティリ監督が掲げた5つの約束事
4位で終えたネーションズリーグのあと、アジア選手権に向けて、ティリ監督が掲げたポイントは5つ。
『“戦う”というマインドを持って練習に励む』
『スパイク効果率を意識して練習すること』
『プラス1mの意識』
『サーブレシーブ。特にフローターサーブや、選手間を狙われた時の対応』
『アグレッシブなブロック』
この5つは概ねアジア選手権で強化の成果が出ていたと言える。

