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大谷翔平の舞台裏:ドジャース異聞BACK NUMBER
大谷翔平への“二刀流懐疑論”に米国記者のホンネ「日本ではどう報道されたか分かんないけど…」ドジャース番記者が見た、大谷の“静かな度胸”
text by

斎藤庸裕Nobuhiro Saito
photograph byJIJI PRESS
posted2026/09/06 17:23
今季は左膝の違和感など、身体の問題とも向き合うシーズンとなっているドジャース・大谷翔平
「あそこだけちょっと本音が出た」
阿部太郎 でも今日、貴重な質問したじゃない。
Nobu 今日はもう聞くしかない、と思って。「やっぱり、これ(投打のリアル二刀流)をやりたいのか」って。
阿部太郎 あそこだけちょっと本音が出たじゃない。どんな質問した?
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Nobu なんだっけな(爆笑)。あれですよ、2つ、二刀流で同時にやるっていうのがやっぱり、前までずっと言っていたじゃないですか。「それが自分のスタイル、自分の色」だと。今回、またやってみて、二刀流はやっぱり自分らしさが出せる、そういう場所なのか、っていう質問ですね。
阿部太郎 で、自分にとってはベストなもの、と。
Nobu 色々、チーム状況もあって言いづらいとは思う。
阿部太郎 でもやっぱり、それだけは明確だよね。二刀流は自分のベストであって、自分の色であり、強みっていうのは、もう常に。
ディラン だから、今日の試合を含めて、俺だったらもうめちゃくちゃテンション上がってると思う。そういう意味で全部(今後の二刀流の起用法や方針が)かかってるわけでしょ。それでも打てたって。またやったのかみたいな。去年の、ワールドシリーズのゲーム7(第7戦)。あそこはちょうどいい、彼にふさわしい舞台みたいな感じだったけど、ある意味失敗した訳じゃない(2回1/3を5安打3失点)。だから彼も人間で、今日もね、むしろ打たないのが当たり前。本当に打つとは思わなかったけど、ホームランがあまり出てない時期に、あれが出たっていうのが本当にすごい。
結果で首脳陣を納得させる
阿部太郎 投手専念、3試合連続で、ここでまた二刀流打てないと、またサンプルが増えるわけだから。二刀流で打てなかったと。やっぱり専念させた方がいいのかな、と。それでも首脳陣を言葉ではなく打って「分かったでしょ?」ってね。
ディラン スポーツ記者としてよくあるのが、例えばサッカーの試合で、メッシとロナウドが対決する時に、みんな書くでしょ。だけど結果的には、徹底的にマークされるし、 2人とも点を決められないで、なんかちょっと脇役みたいになるっていうのが普通の、スポーツのパターン。スーパーボウルでもスター選手が活躍するとは限らない。だけど彼の場合は、試合前にそういう風に書いても本当にそうなっちゃうよね。
阿部太郎 だからこそ、もうこういう人はいないわけじゃない。もちろん野球界にもいないし、他の競技でもそんなにいないと思う。なのに米メディアが打者専念させようとしたり、投手専念させようとする、その論調が分からないよ。《つづく》

