将棋PRESSBACK NUMBER
「これからの人生を大切に」結婚で充実の西山朋佳と「出産か将棋か」規定見直しを求めた福間香奈が「百番指し」の大偉業…白玲戦で再び激闘
text by

田丸昇Noboru Tamaru
photograph byJIJI PRESS
posted2026/09/06 11:00
将棋の白玲戦第1局に勝利した西山朋佳女流四冠
福間はその生角を目標に指し、敵陣に角を打って馬を作った。生角と成角の比較は後者が勝る。さらに桂得に成功し、先手の飛車を取って寄せに利かした。
西山は苦しい形勢となったが、自陣に飛車を打って懸命にしのいだ。その24手後にも自陣飛車を打った。福間は西山の防戦に手こずり、王手飛車の筋を見落としてしまった。それ以降は形勢不明の戦いとなり、西山の強烈な寄せが炸裂した。
西山は▲2五桂と金取りに打てば勝機があった。しかし本譜の▲1四歩が緩手で、福間が一瞬の隙を突いて寄せ切った。白玲戦第2局は、福間が長手数の176手で競り勝った。
激闘の果てに1勝1敗、激闘は続く
終局時間は18時35分。残り時間は、両者0分。終盤では1手60秒の両者の秒読みが30手以上も続いた。白玲戦七番勝負は1勝1敗の五分となった。いずれも大激闘で、どちらかが2勝もありえた内容だった。第3局(9月12日・奈良県)以降は各地を転戦して行われ、正念場の勝負が繰り広げられる。
チェックを入れてボタンを押すだけ
Number Webを見つけやすくする

