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「これからの人生を大切に」結婚で充実の西山朋佳と「出産か将棋か」規定見直しを求めた福間香奈が「百番指し」の大偉業…白玲戦で再び激闘
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田丸昇Noboru Tamaru
photograph byJIJI PRESS
posted2026/09/06 11:00
将棋の白玲戦第1局に勝利した西山朋佳女流四冠
各界の多くの人たちは、将棋連盟の規定を疑問視するコメントを述べた。ある女流棋戦の関係者は、「個人の尊厳に関わる重大な問題」だと連盟を批判した。
将棋連盟はそうした声を受け、「福間女流に不安を抱かせてしまい、お詫び申し上げます」と謝罪。前述の《産前6週、産後8週で不戦敗》の規定を削除し、女流棋士の権利と健康を守る制度設計に着手した。
その後、弁護士、産婦人科医、女流棋士らの委員による検討委員会が設立され、今年4月に答申案が報告された。
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福間がその内容を納得したかどうかは不明である。
私生活も充実の西山、いざ頂上決戦へ
西山は昨年11月に一般男性との結婚を発表し、「これからの人生を大切に歩んでいくので、今後とも暖かく見守っていただけると幸いです」とのコメントを出した。新生活では夫君から食事面などでサポートされ、健康度合いが上がったという。今年3月にはオーストラリア・シドニーへ新婚旅行に行き、グルメや観光を楽しんだ。
ヒューリック杯第6期白玲戦七番勝負第1局は、8月22日に千葉県浦安市「グランドニッコー東京ベイ 舞浜」で開幕した。前夜祭での主催者や対局者の挨拶を紹介する。
「谷川浩司十七世名人の著書に、《いい棋譜は一人ではなく二人で作り上げるもの》という文言があります。健康に気をつけて、いい棋譜を残していただきたい」(ヒューリック・西浦三郎会長)
「注目されればされるほど、力を発揮するのがプロ魂。西山白玲も福間挑戦者も、胸に秘めた熱い思いを盤上で表現してくれると思います」(日本将棋連盟会長・清水市代女流七段=57)
「白玲戦七番勝負は、3カ月近いスパンで進行します。一局一局を丁寧に指していきたい」(西山白玲)
「自分の力を出し切れるように、精いっぱい頑張っていきたい」(福間女流四冠)
第1局、西山「2手損」でいきなり苦境
白玲戦七番勝負第1局では「振り駒」が行われ、福間の先手番に決まった。持ち時間は各4時間。両者の対戦成績は本局を迎えた時点で、西山52勝、福間58勝。タイトル戦の対戦は25シリーズで、タイトル獲得は西山12回、福間13回と拮抗している。直近の清麗戦では、西山が3勝1敗で福間を破って奪取した。
今期白玲戦は、四冠同士の対戦となった。まさに頂上決戦だ。

