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「W杯は最高の広告になった」ハーランドらで稼いだ“3.3億ユーロ”の衝撃…ドルトムントGMが明かす超絶スカウト術「名もない10代をどう見つけるか」
posted2026/09/04 11:05
北中米W杯で一躍、時の人となったノルウェーのアーリング・ハーランド。ドルトムントでの活躍がステップアップにつながった
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木崎伸也Shinya Kizaki
photograph by
Getty Images
9月1日に夏の欧州主要リーグの移籍市場が締め切られた。日本人選手を含め、悲喜こもごもの移籍があったが、選手の獲得や放出のウラにはクラブの“育成哲学”が大きく意味を持つ。現在の欧州リーグで「最も育成に成功している」といわれるあるビッグクラブのGMに話を聞いた。《NumberWebインタビュー全2回の2回目/最初から読む》
ドルトムントはいま、ヨーロッパで最も「育成」に成功しているクラブのひとつだ。
マンチェスター・シティのアーリング・ハーランド、レアル・マドリーのジュード・ベリンガム、パリ・サンジェルマンのウスマン・デンベレは、いずれもドルトムントから飛躍した選手だ。
ハーランドは19歳のときに移籍金2000万ユーロ、ベリンガムは17歳のときに3000万ユーロ、デンベレは18歳のときに1500万ユーロでドルトムントに加入した。
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一定額の移籍金を投じて10代のタレントを獲得し、チャンスを与えて成長させ、大きな移籍金でビッグクラブへ羽ばたかせる――。それがドルトムントの経営方針だ。ハーランド、ベリンガム、デンベレの売却によって、ドルトムントは約3億3500万ユーロを手にしたと言われている。
北中米W杯は「最高の広告になった」
ドルトムントのラース・リッケンGMは誇らしげに語った。
「2026年W杯はドルトムントにとって最高の広告になりました。ハーランドがノルウェー代表、ベリンガムがイングランド代表、デンベレがフランス代表で中心選手として輝きました。
私の8歳の息子はこう言いました。『パパ、W杯で最高のプレーを見せている選手の多くが元ドルトムントだね』と。若いタレントにブンデスリーガやCLといった最高レベルの試合でプレー機会を与えるのが、私たちのDNAなんですよ」
この経営モデルを成功させるために力を入れているのが早期発掘だ。

