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りくりゅう婚約「やっとみんなに伝えることができた」ペア結成時から支える“恩人”が語る「夫婦の未来」と“ある懸念”「恋愛関係になるのは…」
text by

佐藤春佳Haruka Sato
photograph byAsami Enomoto
posted2026/09/03 17:12
まさに「THE DESTINY」運命的な出会いだった2人
「あの2人は、本当に面白いですよ。相性の良さだけでなく、お互いにプラスとマイナスを補いあっているようなところもある。例えば(三浦)璃来ちゃんの忘れっぽいところと、(木原)龍一くんのしっかり者のところとか。龍一くんが抜けているところがあったりすると、今度は璃来ちゃんがしっかりと支える。本当にいい関係ですよね」
2人が共に描く「大きな夢」
人生でもパートナーとなる2人には、共に描いている大きな夢がある。それは、ペアやアイスダンスといったカップル競技の魅力がより多くの人に伝わること。そして競技としての裾野が広がっていくことだ。
今回プロデュースしたアイスショー「THE DESTINY」では、共に五輪に出場した長岡柚奈/森口澄士の「ゆなすみ」ペアに加えて、アイスダンスの吉田唄菜/森田真沙也の「うたまさ」ペア、櫛田育良/島田高志郎の「いくこう」ペアと、若い選手が共にリンクに立った。共演した海外勢は、五輪で表彰台に立った豪華な顔ぶれのペアだったこともあり、日本人選手たちは皆、リハーサルからトップスケーターの演技を見学し、本番もリンクサイドに立って食い入るように見つめていた。
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「若い選手にとっては、他のトップスケーターの演技を見て、学ぶ機会が多かったと思います。それはみんなが口にしていました」と木下社長。りくりゅうの快挙が生み出したカップル競技に注がれる熱気のなかで若い選手たちが貴重な経験を積み、より多くの人にその魅力が伝わってほしいという2人の思いがそこに込められていた。
「まだまだ少ない」ペア育成は大命題
りくりゅうの後に続くペア育成は、カップル競技の支援を続ける木下社長も感じている大命題だ。
「まだまだ日本での競技者は少ないです。見る側はシングルだけでなく、ペアやアイスダンスにも注目するようになってきましたが、やる選手は少ない。ジュニアの選手で最初はシングルで滑っていて、そこからいざペアに転向するとなるとやはり難しいところもあるでしょう。日本にはまだコーチも少ないですし。ただ、かつて浅田真央選手を見てスケートを始めた子供たちが大勢いたように、りくりゅうを見てカップル競技に憧れる子どもたちは沢山いると思います。その未来に期待しています」



