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「“奇跡”はちょっと違うよね、やっぱり“運命”だ」三浦璃来&木原龍一がこだわった7文字「2人の出会いをタイトルにしたい」ビジネス度外視で貫いた信念

posted2026/09/03 17:11

 
「“奇跡”はちょっと違うよね、やっぱり“運命”だ」三浦璃来&木原龍一がこだわった7文字「2人の出会いをタイトルにしたい」ビジネス度外視で貫いた信念<Number Web> photograph by THE DESTINY

りくりゅう2人の手作りだったアイスショー「THE DESTINY」

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佐藤春佳

佐藤春佳Haruka Sato

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THE DESTINY

 8月23日に婚約を発表した、フィギュアスケート・ペアの三浦璃来と木原龍一ペア。その2人が座長としてプロデュースして今夏行われた異例のアイスショー「THE DESTINY」には、知られざる舞台裏と「絆」の物語があった。〈全3回の#2/つづきを読む〉

◆◆◆

  7年前の夏に運命的な出会いを果たし、悲願の五輪金メダルという栄冠を得たのち、人生のパートナーとなった2人。アイスショーのタイトル「THE DESTINY」は、お互いにかけがえの無い存在となったりくりゅうの歩みと結実を表す「運命」という言葉を選んだ。

 実はこのタイトルが決まるまでには、紆余曲折があったのだという。「THE DESTINY」を主催した「木下グループ」の代表取締役社長兼グループCEOの木下直哉氏が振り返る。

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「候補は色々あったんですよ。最初は『奇跡』という言葉を考えました。でも2人と話すなかで、『奇跡』はちょっと違うよね、と。出会えたことも、オリンピックで金メダルを獲得したことも、『奇跡』というよりはやっぱり『運命』じゃないかな、という話をしました。やっぱり出会うべくして出会い、叶うべくして叶った。やっぱり運命だったんでしょうね、あの2人は」

「2人の出会いをタイトルに…」

 木下社長はペアを結成した2019年から現在に至るまでサポートを続けてきた“大恩人”だ。当然、2人の仲も婚約に至る道のりも、側で見守り続けてきた。悲願であったアイスショーの実現に向けても、企画・立案はりくりゅうと木下社長の3人によるグループLINEで率直な意見を交換しながら進めてきたのだという。

「カップル競技の特長や、カップル技を連想するようなタイトルが良かったんですよね。そんな中で、最後はやっぱり、2人の出会いみたいなところをタイトルにしたい、と。いくつも候補を並べていってそこから絞り込み、本人たちが最後に納得するものに決めました」

 2人にとって、出会いは偶然の「奇跡」ではなく「運命」。タイトルの「THE DESTINY」には、りくりゅうのそんな思いが込められていた。

【次ページ】 プラチナシートを無くしても…2人の“信念”と主催者の決断

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