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佐藤淑乃が証言「ユッコが世界一になりたい、と」女子バレー日本代表みんなの意識を変えた和田由紀子24歳の“優勝”宣言「チームとして自信が足りていない」
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米虫紀子Noriko Yonemushi
photograph byVolleyball World
posted2026/08/29 11:06
アジア選手権の準々決勝・台湾戦で「68.0%」というアタック決定率を叩き出した和田由紀子(24歳)
今年の和田は6〜7月に開催されたネーションズリーグから、シーズンを通してとにかく安定している。体もプレーもメンタルも、まったくブレを見せず、芯を貫く“覚悟”を感じさせる。
和田のその“覚悟”が選手全員に伝わる出来事があった。今年の代表が始動したばかりの5月に、選手ミーティングでネーションズリーグの目標を決めた時のことだ。
その頃はまだ今年の登録メンバーのほとんどが合宿に参加しており、顔を合わせたばかりの選手もいる大所帯。互いに様子を伺う雰囲気の中、意を決して口火を切ったのは、佐藤淑乃だった。
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「40人近くの選手がいたミーティングだったので、言い出しづらい雰囲気ではあったんですけど(苦笑)、自分は昨年も試合に出ていたし、昨年を経験した上で、目標は明確だったので、『メダルを獲りたい』と言いました」
そのあと、何人かが「私もメダルを獲りたい」「私も」と続いた。
そんな中、和田が小さな声で「優勝」と呟いた。
佐藤はこう回想する。
「『世界一になりたいです』みたいな感じでユッコ(和田)が言って。そこから、『メダルって言っている人と、世界一って言っている人がいるけど、どっちを目標にする?』という話になりました。そんな中で(宮部)愛芽世が、『世界一という意見が出ているなら、世界一じゃないですか?』と言ってくれて。最終的に“世界一”という目標に決まりました」
和田、佐藤、宮部愛は同学年。佐藤は「2人はすごくカッコいいなーって。チームとして、今まで何年も“メダル”という目標が掲げられていましたが、それを変えるきっかけを作ってくれたのはすごくよかった」と振り返る。
「自分たちに対する自信が足りていないなと」
“目標はメダル”の流れができつつあった中、自分の思いを飲み込まず、勇気を持って発した理由を、和田はこう語った。
「日本の女子バレーとして、“優勝”を狙いにいく。自分たちがその目標を立てることに、覚悟を決めないといけないなと、昨年のネーションズリーグと世界選手権を通して感じたので。自分自身、覚悟が足りていないなと思ったし、チームとしては、自分たちに対する自信が足りていないなと。
『優勝できる』という自信を、もっと自分たちが持って試合に挑むべきだなと思いましたし、『メダル獲得』という目標に収まらずに、これからオリンピックに向けてやっていく上で、『優勝』というところは、チームとして一番、明確に目標にすべきところだと思ったので言いました」

