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「もっとバケモノになります」朝倉未来に次ぐ“RIZIN次世代スター”秋元強真(20歳)の衝撃…クレベル戦勝利の裏に“2人の先輩格闘家”
posted2026/08/23 11:30
クレベル・コイケに組み付かせず、打撃で試合を制した秋元強真
text by

橋本宗洋Norihiro Hashimoto
photograph by
RIZIN FF Susumu Nagao
『RIZIN.54』(8月11日、TOYOTA ARENA TOKYO)のメインイベント、秋元強真vsクレベル・コイケのフェザー級マッチは秋元の判定勝利という結果になった。
全10試合中、8試合がフィニッシュ(KO・一本)。セミ、メインの2試合だけが判定である。それでも、メインの内容に観客の大半が満足したのではないか。“KOを逃した”という雰囲気は希薄だった。
今年に入り秋元の寝技のトレーニングパートナーを務めている青木真也は「KOするより凄い」と評した。「完璧」、「文句のつけようがない」とも。筆者も同意見だ。
朝倉兄弟の次のスター候補
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秋元は2006年3月生まれの20歳。高校に進学せずプロ格闘家となり、クレベル戦までに12勝1敗という戦績を残している。うちフィニッシュは9。今年3月7日、20歳の誕生日前日にはアメリカの強豪パッチー・ミックスをKO。ミックスは堀口恭司にも勝利している選手だ。
1試合ごとに成長を見せる新鋭と対戦したクレベルは柔術家。36歳でキャリア46戦だからベテランと言っていい。同門のホベルト・サトシ・ソウザと同じく、持ち味は寝技。抜群の“極め力”を誇り、勝利の大半が一本勝ちである。とりわけ有名なのは、朝倉未来を三角絞めで失神させた一戦だ。
秋元は朝倉未来・海兄弟が設立したJAPAN TOP TEAMに所属。未来が平本蓮に敗れ、いったん引退表明した直後の2024年9月にRIZINデビューしている。まさに新世代、朝倉兄弟に代わるスター候補として期待され、それに応える活躍を見せてきた。そういう選手が、未来と1勝1敗のトップファイターであるクレベルと闘うという構図だ。
「どちらが勝つ姿も想像できてしまう、いいマッチメイク」
中継の解説席に座ったケンドーコバヤシは、試合開始直前にそう語っている。クレベルが寝技で仕留めるか、秋元が打撃でKOするか。どちらの可能性もあると。

