大谷翔平の舞台裏:ドジャース異聞BACK NUMBER
「リスクを取りながら、貢献できる」大谷翔平の左ひざ問題、なぜそれでも打者出場を続けるのか? 19年の左ひざ手術直後にも語っていた“ブレない思考法”
text by

斎藤庸裕Nobuhiro Saito
photograph byAFLO
posted2026/08/21 17:01
左ひざの違和感と向き合いながら、打者としての出場を続けるドジャース・大谷翔平
7年経っても、その姿勢は変わっていない。前回の左ひざ手術と同じ症状かと言えば、違うのかもしれない。ただ、痛みと向き合いながら、打撃の状態をいかに上げていくか、いかにチームに貢献するか、そこを考えるプロセスは同じだ。
「リスクと貢献」ブレない思考法
痛みが全くゼロになることはないかもしれない――。少なからず不安はある中で、走塁でのリスクも考慮に入れながら、DHとして打者出場を続ける。さらに、シーズン終盤での投手復帰も目指している。8月5日、ブレない考え方を改めて明かした。
「ケガをしない方法としては、出ないっていう選択肢が一番ケガもしないし、悪化もしないしっていうことではありますけど、誰しも万全な状態ではやってないと思うので。あらかじめリスクを取りながら、それを最小限に抑えながら出場して、貢献してポストシーズンに進んでいくっていうこと。守備についている訳ではないので、高いリスクがあるかと言われたらそうではないと思いますし、少しのリスクを取りながら、オフェンスの1人として貢献できる可能性の方が高いとは思ってるので、出場をしてるという感じです」
左ひざの痛みと向き合い、プレーを続けてきた過去がある。その中でいかに状態を上げるか。経験に基づいた微調整の選択肢も増えているだろう。豪快な打撃に欠かせない軸足。違和感が残る中で常に、最善を模索している。
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