フィギュアスケートPRESSBACK NUMBER
「まだ着替えてなかったんかい!」三浦璃来が木原龍一にツッコミも…りくりゅう“世界初のアイスショー”大成功の舞台裏「やりたいことをすべて詰め込んだ」
text by

野口美惠Yoshie Noguchi
photograph by©️THE DESTINY
posted2026/08/07 17:01
りくりゅう(三浦璃来&木原龍一)が手掛けるアイスショー「THE DESTINY」が3日間の公演を駆け抜けた
「アイスダンサーと滑る機会は、本当に勉強が詰まっていて、学びの時間でした。すごく幸せで、濃い時間になって、グループナンバーを一緒に滑った6人のアイスダンサーさんにすごく刺激をいただきました」
そのほか『ペアVSアイスダンス BASE BALL』では、ペアとアイスダンスのスケーター計6組が、野球選手とチアリーダーの姿で登場し、野球の試合風のミュージカルを披露。技を見せあいながら対決する、面白いナンバーとなった。このナンバーに参加したアイスダンスの森田真沙也は言う。
「ペアスケーターの方や、自分のパートナーじゃない方と一緒に滑る所もあって、すごく楽しいです。『グループナンバー、もっと何回もやりたいね』ってみんなで話してるくらいです」
ADVERTISEMENT
五輪ペア銀メダルのアナスタシア・メテルキナ(ジョージア)も、同意する。
「普段のショーはどうしてもシングルの方に注目が集まりますが、今回は私達が中心。初めてアイスダンスやペアが大切にされているなと感じました」
「すべてのカップル競技者のため」
スケーターの声を聞いているだけでも、いかに、りくりゅうが自分たちのためではなく、「すべてのカップル競技者のため」という視点で企画してきたかが伝わってきた。
もちろん2人にとっても特別なショーになった。第一幕の最後には、初めて世界王者になった2022-23シーズンのショート「You’ll Never Walk Alone」を3年ぶりに演じた。ただ、その直前には、早着替えで木原が慌てるハプニングもあったという。
「野球のプログラムの後の早着替えで、最初は余裕がなかったんですけど、(千秋楽は)ちょっと慣れてきて油断して、扇風機に当たっていたら時間がなくなって…。りくちゃんに『ゆっくり扇風機にあたってるからでしょ』って」(木原)
「そんな風に言ってないでしょ(笑)。『まだ?』って聞いたら『まだ涼んでる』っていうので。『もう次だよ、早くしてよ、着替えてなかったんかい!』って言いました」(三浦)
もちろん、慌てて着替えたとは思えない貫禄で、世界王者になったプログラムをスピード感と迫力あふれる演技で滑り抜いた。
りくりゅうへのサプライズ
さらに大トリのナンバーでは、ミラノ・コルティナ五輪のフリー「グラディエーター」と、新プログラム「bad guy」を4公演で交互に披露。この演技の直前には、りくりゅうへのサプライズで、参加スケーターからのメッセージ動画が流れた。


