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甲子園の風BACK NUMBER
「甲子園に行くのは難しい」センバツ覇者・大阪桐蔭は破ったが…大阪立命館が次戦で敗戦“波乱の連鎖”はなぜ起こる?「気持ちのコントロールが…」
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沢井史Fumi Sawai
photograph byFumi Sawai
posted2026/07/24 06:00
大阪府大会の4回戦で大阪桐蔭を破った大阪立命館だったが、続く5回戦で箕面学園に惜敗。大金星のあとだからこその難しさがあったという
楠本監督の携帯電話も試合後、LINEやメールの通知が鳴りやまなかったという。
「最近連絡を取っていなかった人とか、色んな方から連絡が来ました。ありがたいことですが、この試合で終わりじゃない。まだ大会は続いているんです。ただ……僕自身もそうですが、生徒たちもその辺り(次戦に向けた気持ちの持ち方)のコントロールの仕方は難しかったとは思います。
それでも、(選手たちは)意外と落ち着いているようには見えたんです。でも、頭では分かっていても身体もそうなるかと言えばそうではないのでそれは感じました」
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気を抜いてはいけないと指揮官自身も自分に言い聞かせていた。だが、そうとはいかないのは周囲の反応だ。祝福してくれる人たちの中で、自分たちがどうあるべきなのか指揮官なりに苦悩していた。
「こういう相手に勝った後って、どうしても自分たちの野球が力んでしまう。これで次に負けたらどうしようとか、勝たなあかんとか(選手たちが)思いがちなので、そういう部分を取り除いてあげることを意識してやりました」
「次の試合を考えよう」切り替えを徹底したが…
主将の志賀優大も、まずは気持ちを切り替えることしか考えていなかったという。
「大阪桐蔭に勝っても大会は終わっていないですし、甲子園が決まった訳じゃない。まずは切り替えようと声はずっと掛けてきました。少し浮かれるのはしょうがないとしても、まずは次の試合のことを考えようと。(中2日間は)そんなことをずっと言ってきました」
ただ、箕面学園戦前のベンチの雰囲気を見ていても、そこまで硬い表情をしている選手は目につかず、むしろリラックスしているようにも見えた。
しかし、試合が始まってみるとそこには微妙な“変化”があったという。
<次回へつづく>

