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甲子園の風BACK NUMBER
高校野球は“甲子園だけ”がすべてか? 強豪校の真逆「勝てない弱小校」追う…「勝ったらすき焼き!」神奈川大会“まさかの初勝利”監督が言ったこと
text by

樫本ゆきYuki Kashimoto
photograph byYuki Kashimoto
posted2026/07/18 11:00
夏の大会に参加して11度目…初めての夏勝利を挙げた中大横浜の選手たち
注目を浴びた状態で、恥をさらすことになるのではないか?
そんな心配をよそに、3年生は「実況はベイスターズナイターの根岸さんだ!」「やった!プロと一緒じゃん」と騒いでいる。バーチャル高校野球によって全試合中継が実現するようになった今も、地元テレビ局の生中継は格別らしい。おじいちゃん、おばあちゃん、お世話になった小中学校の先生や監督、コーチに「テレビ観てくださいね」とアピールできるからだ。
未勝利なのに…応援は「箱根」「神宮」のガチ集団
試合当日、応援スタンドに高校生の姿はゼロ。寂しさが漂ったが、期末試験と重なったらしく仕方がなかった。そのかわり、強力な助っ人が陣取っていた。
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なんと中央大学応援団の面々! 普段、大学野球の神宮球場や箱根駅伝の沿道で応援している体育会のガチ集団だ。さらにこの日はチアリーディング部、ブラスコアー部もともに「未来の後輩たち」の応援に球場にかけつけた。大学生の応援と演奏の中でプレーできる。なんて贅沢なのだろう。彼ら彼女らも「歴史的1勝」を目指す同志なのだ。
さらに、歴代の先輩たちも20人近くが駆けつけた。昨年の主将・楡井裕輝さんもその一人だ。「いい仲間がいて、いい先生がいて、楽しく野球ができたことが思い出。(3年連続初戦負けでも)高校野球は楽しかった。応援したくなる後輩なんです」と、母校のユニホームを着て誇らしげに話していた。


