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PL学園の今「もう学校の生徒自体も少ないんで…」超名門の休部状態、PL黄金期コーチが明かした“切実な思い”「弱くてもいいから野球部があってほしい」
posted2026/07/18 06:00
PL学園復活への思いを黄金期コーチが明かした(写真はPL学園時代の桑田真澄)
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NumberWeb編集部Sports Graphic Number Web
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Katsuro Okazawa/AFLO
「弱くてもいいから野球部があってほしい、帰れるところがあってほしいとOBはみんな思っとったんですけど。最初はひょっとしたら、というのがあったけど、もう学校の生徒自体も少ないんでね。諦めてはないけど、難しいんかなというのはありますね」
そう言葉を絞り出したのは、清水孝悦だ。清原和博の1学年上で、PL学園の黄金期を支えた“伝説のコーチ”であり、“鬼軍曹”とも呼ばれた男が、母校への思いを語った。
2016年夏を最後に休部状態に入ったPL学園。春夏7度の優勝、通算96勝を誇った名門が、甲子園の舞台から姿を消してすでに10年が経つ。
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かつてグラウンドに怒号を響かせたコーチは今、大阪で寿司店「ふじ清」を経営しながら、遠く山口の地で高校野球に向き合っている。
清水が指導…「ユニがPLそっくり」の高校とは
清水が総監督を務めるのは、山口県の私立・山口県鴻城高校だ。PL学園のユニフォームに瓜二つのデザインを採用し、グラウンドには清水の関西弁の指示がこだまする。
清水がここに至るまでには、一人の監督との出会いがあった。2023年の秋、山口県鴻城の監督・田村智が清水のもとを訪ねてきた。
「『一度ご挨拶させてください』と、わざわざ来てくれてね。それで顔を見た瞬間、『ええ子なんやろな』と思ったんです。ただ、気がよすぎて、勝負事でも優しさが出てしまうんやろなとも思った。指導に悩んでいるのが伝わってきて、力になりたいなと。自分にできる“高校野球への最後の恩返し”じゃないですけどね」
清水は、PL学園の出身者が寮生活の思い出として語る「PLチャーハン」の重要人物としても知られる。
マヨネーズを油代わりに使うのがポイントなのだが、この技法を編み出したのが、何を隠そう清水である。
「僕らが入学したころから“焼きめし”を作る伝統はあったんやけど、普通のサラダ油でやってた。今みたいにフライパンがつるんつるんしてないから、それやと(米が)ひっつくんですね。元々ご飯にマヨネーズをかけて食べるのが好きやったから、何気なしにやってみたらひっつかへんし、まろやかで美味しい。同級生に『マヨネーズやったら、ひっつかへんで』と教えて、そこからPLチャーハンになりましたね」
清水の母校への率直な思い、そして現在指導する山口県鴻城で伝えている「超名門の教え」とは――本編でさらに深く語られている。〈つづく〉
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