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「雷が自分に落ちるかと」「全身ビショビショ」なのに…メキシコサポもイングランドサポも仲良く「ど、胴上げしてる」カメラマンが撮ったW杯ウラ話 

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photograph byKiichi Matsumoto/JMPA

posted2026/07/11 18:01

「雷が自分に落ちるかと」「全身ビショビショ」なのに…メキシコサポもイングランドサポも仲良く「ど、胴上げしてる」カメラマンが撮ったW杯ウラ話<Number Web> photograph by Kiichi Matsumoto/JMPA

スタジアムではメキシコとイングランド国旗を背にして仲睦まじい様子も

「スタンドの席やVIPルームのあたりは改装されていて、最新のスタジアムらしい雰囲気があるんです。でもコンコースの石畳や柱、さらに配管や送電線がむき出しになっている辺りに昔のアステカの名残がはっきり残っていました。でも、それがむしろ良くて。歴史の厚みそのものが空気になっているようなスタジアムでしたね」

――試合前の会場周辺の雰囲気はいかがでしたか。

「雨が一段落したタイミングで外観を撮りに行くと、面白い光景が撮れました。歌を歌い始めた英蘭のサポーターに、周りのメキシコ人がブーイングする。イングランド人が『じゃあお前たちも歌ってみろ』というジェスチャーをすると、メキシコ人が大音量で応援歌を歌い返す。そのボリュームの大きさにイングランド人は圧倒されて、笑うしかなかったという」

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――それはイングランドサポーター、完全にアウェイ(笑)。

「ただ、バチバチとした剣呑な雰囲気ではなかったんです。『やっぱりお前たちすごいな』という空気で、そこからメキシコ人がイングランド人を胴上げするという光景があちこちで起きていました」

――それはなかなか見られない光景ですね。

「ヨーロッパや南米だとライバル意識が強すぎるがゆえに、対戦相手を罵倒しようというムードがたまにありますよね。でも単純に、この大一番を共に楽しもうという雰囲気が会場全体に満ちていました。メキシコのユニフォームを着ながらイングランドの国旗も一緒に身につけている人を見かけましたね。イングランドのサポーターもメキシコの街を楽しんでいる印象でしたね」

イングランドは後半も足が止まらなかった

――試合中、選手たちはどんな様子でしたか。

「個人的に撮影していて驚いたのは、後半になってもイングランドの選手たちの足がまったく止まらなかったことなんです」〈撮影写真、つづきは下の【関連記事】へ〉

#3に続く
「負けてるのに…」元日本代表監督アギーレが“モメた”メキシコとイングランドを仲裁…“地上波で放送なし”死闘を撮った「トゥヘルはケインにスゴい剣幕で」
この連載の一覧を見る(#1〜3)

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