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最愛の彼が白血病になった「ごめん、入院することになったわ」Jリーグ新潟・早川史哉の妻が明かす闘病生活「J1デビュー直後の22歳に悲痛な宣告」

posted2026/07/13 11:00

 
最愛の彼が白血病になった「ごめん、入院することになったわ」Jリーグ新潟・早川史哉の妻が明かす闘病生活「J1デビュー直後の22歳に悲痛な宣告」<Number Web> photograph by Mayu Hayakawa

2016年、白血病と診断された早川史哉(右)。妻・真優さんらのサポートによって、3年半後にJリーグのピッチに帰ってきた

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早川史哉・真優

早川史哉・真優Fumiya&Mayu Hayakawa

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Mayu Hayakawa

2016年のJ1デビュー直後に急性白血病と診断された早川史哉。当時22歳。骨髄移植、そして長いリハビリの日々を本人が記した書籍『ともに歩き出す』(徳間書店)から、妻・真優さんが当時の思いを赤裸々に綴った章を一部抜粋して紹介します。〈全3回の1回目/第2回第3回も公開中〉

 新潟と茨城の遠距離恋愛が始まった矢先、思いも寄らない出来事が起こる──。

「最近さ、なんか全然疲れが取れないんだよね……」

 何気ない会話だった。でも、離れて暮らし始めたばかりのせいか、その言葉や声色に大きな不安を感じた。

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 ビデオ通話で顔を見ていると、明らかに疲れた様子で、話すなかで眠たそうな顔をすることが増えた。

「大丈夫? プロの世界はやっぱり大変なんだね」

 当初は、厳しいプロの世界で肉体的にも精神的にもかなりの負荷がかかっているのだろうと思っていた。

 でも、いつまで経っても改善されなかった。それどころか彼の表情が日に日に重たくなっていた。

「ちゃんとご飯食べているの?」

 彼がシーズン前のキャンプに入ると、その異変はより顕著に表れた。頬はこけていき、食事面の影響があるのではと感じた。

「ちゃんとご飯食べているの?」

 そう聞いても、「大丈夫だよ、問題ないよ」と彼はいつもの答えだった。

 サッカーに対して真剣だった彼は、学生時代から食事や身体のケアについて私に聞いてきたり、自分自身でも勉強したりしていて意識は高いほうだった。

 そのモチベーションが急に低下することはあり得ない。ただ、余計な心配をかけたくないと強がっているのか、本当に問題ないのか、そのときははっきりとわからなかった。

 2人の会話にも、何か重たい空気が流れるようになっていた。

「これがプロの世界だよ。大丈夫、じきに慣れてくるよ」

 深刻になることを恐れる私との間に重苦しい空気が流れても、いつも最後には笑顔で諭してくれるように言っていた。

【次ページ】 開幕戦フル出場も「ごめん。入院することになったわ」

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