NumberWeb TopicsBACK NUMBER

「力不足ですね」ブラジル戦後の冷静分析にも注目…堂安律はなぜ“チームのために走れるのか”「強靭メンタル」を育んだ堂安家の絆〈第1子も誕生〉

posted2026/07/04 06:01

 
「力不足ですね」ブラジル戦後の冷静分析にも注目…堂安律はなぜ“チームのために走れるのか”「強靭メンタル」を育んだ堂安家の絆〈第1子も誕生〉<Number Web> photograph by Kiichi Matsumoto/JMPA

4試合を通じて献身的なプレーを見せた堂安律

text by

NumberWeb編集部

NumberWeb編集部Sports Graphic Number Web

PROFILE

photograph by

Kiichi Matsumoto/JMPA

「力不足ですね」――。敗退したブラジル戦後のインタビューで、潔くこんな言葉を口にしたMF堂安律。かつての“ビッグマウス”は今大会、誰よりも献身的なプレーでチームを牽引した。堂安の原点を兄の堂安憂さんが語ったインタビュー記事を凝縮版でお届けします。

◆◆◆

 攻守にわたって献身的に走り続けた堂安律。若き日には物怖じしない性格や発言などから“ビッグマウス”とも称されたが、今大会ではそのリーダーシップに注目が集まった。「背番号10」は、いかにして形成されたのか。3歳年上の兄、堂安憂さんの証言が、その人間像を鮮やかに照らし出す。

 堂安律が生まれ育った兵庫県尼崎市。JR尼崎駅には取材時、Indeed社のポスター「堂安律は、ひとりじゃない。」が掲出されており、兄の憂さんも広告に登場していた。堂安兄弟の笑顔は、昔からそこにあったように地元の駅に溶け込んでいる。

ADVERTISEMENT

 兄として弟の活躍に嫉妬を感じたことはないか——。多くの記者に問われてきた、というこの質問に、憂さんはこう即答する。

「嫉妬は1ミリもないんですよね。自分の弟が活躍するのは喜ばしいことで、嫉妬する意味がわからない」

「結局、親が最強やと思います」

 その屈託のなさの背景にあるのは、堂安家の強固な絆だ。幼少期は、負けず嫌いで人一倍ワガママだったという律に付き合い、ケンカもした。それでも家族の誰ひとりとして、末っ子のまっすぐさを否定しなかった。そしてその絆を支えたのは、両親の惜しみないサポートだったと憂さんは言う。

「母が朝5時とかに起きて弁当作ってくれるんですよ。結局、親が最強やと思います。そんなん、強くなるしかないじゃないですか」

 律のメンタルの強さは、天賦の才だけでは説明できない。家族から受け取った何かを動力として、勝つことでそれに報いるために走る。その精神性が、今大会の献身的なプレーにも通じているように思えてならない。

 兄が明かした堂安家のある"名シーン"が、すべてを物語っている。家族が久しぶりに集まった日、母はこんな言葉を口にしたという――。

〈この記事のつづきは下の【関連記事】本編へ〉

関連記事

チェックを入れてボタンを押すだけ
Google検索
Number Webを見つけやすくする
#堂安律
#北中米W杯
#ワールドカップ

サッカー日本代表の前後の記事

ページトップ