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石川祐希なぜトルコ移籍? じつは3カ月前に明かしていた“本当の理由”「もう決まってますよ」「お金だけじゃない」男子バレー日本代表への危機感も
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田中夕子Yuko Tanaka
photograph bySPORTS HOCHI/AFLO
posted2026/06/07 06:00
6月10日に初戦を迎えるネーションズリーグを前に、新天地トルコへの移籍を発表した石川祐希(30歳)。日本代表への想いも明かした
取材は右膝をケガした直後のコッパ・イタリア準決勝ヴェローナ戦の翌日だった。
ケガを抱え、しかも試合に敗れたばかりだったが、石川の表情は穏やかで曇りがない。すでに報道やSNSでは去就についてさまざまな憶測が飛び交っていたこともあり、会話の一つとして「来季はどうするのか」と何げなく尋ねてみた。すると、石川は即答した。
「もう決まっていますよ。トルコのジラートに行きます」
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発表まで口外しないことを条件に、石川は移籍決断の理由を語り出した。
「トルコリーグ、ジラートは資金があるので『お金なのかな』という見られ方もあるかもしれないですけど、それだけではないです。第一に、新しい環境でいろんな経験をしたいというのが大きかったですね」
石川のもとに届いていた多くのオファー
世界トップクラブのペルージャに在籍し、日本代表で主将を務める。さまざまな実績を世界で残してきた石川には、毎年のように多くのオファーが寄せられた。ペルージャとの契約を終える今季も、ジラートだけでなくポーランドやロシアといった各国の強豪クラブから誘いを受け、ペルージャとは異なるイタリアのクラブもあったという。日本人選手として初めて、セリエAでキャプテンを務めるという目標も決して夢物語ではなかった。
「正直に言えば、(イタリアの他クラブの)魅力はありました。でも年俸の面では、やはりペルージャよりは落ちる。プロ選手として評価してもらう上で、年俸は大きな要素の一つでもある。今まで積み上げてきたものを半分近く失う形になっても慣れ親しんだイタリアでやる意味があるのか。そこで何が生まれるか、どんな成長ができるかと考えた時、ある程度イメージができてしまったんです。そもそも、ペルージャに入ると決まった時、新しいチーム、ましてやトップチームはどんなところなのか、新しい挑戦という意味で大きな一歩だったので、現時点でそれ以上はない。30歳という節目の年齢にもなりましたけど、ぼくはまだ成長段階にいると思っているので、また新しい挑戦もいいんじゃないかな、と思って違う場所を選びました」


