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「僕にとってのW杯」“森保監督と電話で話した”吉田麻也と「俺は100%でやる」“リハビリ明け”遠藤航…日本代表新旧キャプテンは覚悟をにじませた
posted2026/05/31 11:02
吉田麻也と遠藤航。日本代表新旧キャプテンが北中米W杯直前のアイスランド戦にかける思いとは
text by

ミムラユウスケYusuke Mimura
photograph by
Kiichi Matsumoto
“緊急招集”麻也は森保監督と直接電話で話した
「今日も終わって、あと2回しかできないなと、トレーニングが。噛み締めながらやっています」
吉田麻也は、目を細めてそう語った。アイスランド戦3日前の練習を終えたあとのことだ。
37歳になるかつてのキャプテンが日本代表に戻ってきたのは、約4年ぶりだ。カタールW杯を最後に代表から遠ざかり、アメリカ・MLSのロサンゼルス・ギャラクシーでキャリアを続けていた。鎌田大地がクリスタル・パレスの一員としてカンファレンスリーグ決勝に進出したことで、吉田がその代わりに26人目の選手として加わった。
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もちろん躊躇した。
「W杯の準備の邪魔になるんじゃないか?」
だが、森保一監督と直接電話で話し、招集の意図を聞いた。チームへの貢献を、という言葉に背中を押された。
「そりゃ、ここで良くないとなったら、何しに来たのとなる。日曜日(のアイスランド戦)が僕にとってのW杯なので」
一言、一言が重かった。アイスランド戦限定ではあるが、日本に日本サッカーの歴史の一ページを担う存在として帰ってきたのだから。
吉田は2011年から2022年のカタールW杯までの11年間、怪我などをのぞきコンスタントに代表に名を連ね続けてきたレジェンドであり、キャップ数も126試合を数える。カタールW杯が変則的な冬開催だったため、長らく日本で日の丸のユニフォームに袖を通していない状況もあった。
しかも、日本代表は欧州の列強と異なり、基本的に代表のレジェンドの引退試合やそれに準ずるものは行なってきていない。吉田はまだ、現役を引退するつもりはない。ただ功労者である彼が日本に住むファンやサポーターとの絆にいったんの区切りをつける機会を作るのは、W杯優勝国に必要な歴史の積みあげを考えても大きな価値がある。
おそらく、前回のW杯直前には怪我からの復帰が間に合うように吉田がとにかく気をかけていた板倉滉が、交代でピッチに立つことになるのではないだろうか。
手術を経て“帰ってくるキャプテン”遠藤航
ただ、見どころはそれだけではない。
“帰ってきた男”と同じタイミングで、“帰ってくる男”がいる。

