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「縁がないんだろうな」W杯も五輪も“理不尽落選”日本代表FW…26歳の転機「欧州移籍?いや、米国でイイっす」久保裕也が引退後初めて明かす真相 

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ミムラユウスケ

ミムラユウスケYusuke Mimura

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photograph byTakuya Sugiyama,kiichi Matsumoto

posted2026/05/24 06:03

「縁がないんだろうな」W杯も五輪も“理不尽落選”日本代表FW…26歳の転機「欧州移籍?いや、米国でイイっす」久保裕也が引退後初めて明かす真相<Number Web> photograph by Takuya Sugiyama,kiichi Matsumoto

日本代表で活躍していた頃の久保裕也。ロシアW杯やリオ五輪本大会で“不運すぎる落選”となった当時のリアルな心境を明かす

「ハリルさんは若い選手も抵抗なく試しますし、裏に走るプレーとか、自分のやりたいサッカーを表現してくれる人を選んでいたと思います。ただ、それって、それまでの日本代表がやっていたスタイルとは真逆に近いものだったと思うんです。そうした期間を経て監督になった西野さんは、それ以前の日本が大事にしてきた、しっかりボールをつないでプレーするスタイルに戻した。その結果、経験ある選手たちを呼ぶ形になり、そういうサッカーをする上で自分はメンバーに入れなかったのかなと」

 確かに当時の久保はサイドのポジションでも起用されることも多く、走力とそこからシュートに持っていく力が売りの選手だった。

それでは、本末転倒なんですけどね

 ただ、それはあくまでも一般的な傾向の分析にすぎない。W杯前の自身の心理状態とその状況でのパフォーマンスについて思い出すとき、久保は西野があの決断を下した理由がわかる気がする。

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「自分が成長して、伸びていくことであの舞台に立てるのだと思います。でも、焦ってしまっていて、何もかもすっ飛ばし、結果を残すことだけを考えて……頭がもうそれだけになって、所属チームで求められていることに向き合えなくなっていました。それでは、本末転倒なんですけどね」

 それは、あの頃から8つ歳を重ねた今、様々な経験を経てきたからこそ、わかることなのかもしれない。

五輪では“もっと理不尽な落選”を経験していた

 ただ、久保にとって“落選”は初めてではなかった。2016年のリオ五輪では、もっと理不尽な形での落選を経験していた。

 久保は、2016年に行なわれたリオデジャネイロ五輪の代表チームを率いていた手倉森誠監督から、南野拓実よりも重宝されているほどの立場だった。リオ五輪最終予選を兼ねたU-23アジア選手権でも日本で唯一、ほとんどの試合にフル出場したのが久保だった。当然ながら、リオ五輪の最終メンバーにも選ばれた。

 しかし、当時所属していたヤングボーイズが戦っていたチャンピオンズリーグ予選の3回戦のファーストレグで、別のフォワードが負傷した。

【次ページ】 代表に縁がないんだろうな、と

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