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ハマ街ダイアリーBACK NUMBER
「日本ならチャンスがある」DeNAの優しき巨漢レイノルズはなぜ日本行きを決断した?「パドレスでダルビッシュ有や松井裕樹から学んだことも…」
text by

石塚隆Takashi Ishizuka
photograph byNumberWeb
posted2026/05/04 11:02
優しく誠実な人柄をにじませるレイノルズが日本行きを選んだわけには、あの日本人選手も関係していた…?
大事な場面で必要とされること。それはアメリカ・日本関係なく、プレイヤーとしての抜き差しならない“性”である。果たして日本に来て、そうなれる可能性が100%あったわけではなかったが、現地点でレイノルズは期待に応え、望んでいた道を歩んでいる。
また日本へのシンパシーは、パドレス時代同僚だったダルビッシュ有や松井裕樹からも感じており、それもまたレイノルズの背中を押した。
「彼ら二人から学んだのは、1日を通じてとても勤勉で、細かい準備をしっかりとしていることでした。実はマツイよりも早く球場に行こうと思い何度か試みたのですが、一度たりとも先に到着することはできませんでした。僕が行くとマツイはコンディショニングが半分終わっている状態でした。だからこそダルビッシュもマツイもNPBやMLBで結果を残しているのだと思いましたし、準備という部分で彼らから学ぶことは本当に多かったですね」
この歳まで野球をできているのは当たり前ではない
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そして日本に来て、レイノルズは準備の大切さを目の当たりにし、改めて自分を戒めるのだ。
「今はとにかく毎日たくさんのことを学ぼうとしています。チームメイトに学び、また自分自身についてもっと深く学ばなければならない。一つひとつのプロセスを楽しみ、もっともっと上を目指し、チームのため仲間のため、そして自分のキャリアのためにも、最高の選手になれるように頑張っていきたい」
努力家で思慮深い人間性。通訳を務める都谷伊織氏は、レイノルズの素顔を次のように教えてくれた。
「生まれ育ったカリフォルニアの風土そのものの陽気で明るいキャラクターで、キャンプ合流時からすぐに仲間たちと打ち解けていました。また野球がやれていることを当たり前ではないと理解していて、この歳までプレーできていることにすごく感謝していると言っていました。また我々通訳はもちろんお世話になっているスタッフにもギフトを送ってくれるなど、感謝の気持ちを言葉でも姿勢でも示してくれる人間性の持ち主で、本当に格好いいなと思います」
そして投手としての資質について、都谷通訳は次のようにつづけた。

